公私2つの問題を同時処理しなければならないスズ子、大変だ。しかし別にスズ子自身の気合いは落ちていないから、問題なく処理してる。小夜の方はしっかり描けていた感じだが、タナケンの方は端折りすぎ感ある。今週はもう1日あるから、タナケン絡みは明日でひと段落かな。
愛助、お客さん連れてくる
小夜と"アメリカ"ことサム。まあ、そうなるよね。玄関先に2人でいたと。しかし今回もいきなりサムのことを"アメリカ"呼ばわりするの、何とかならないかな。当時的には妥当かもしれないけど、現代的にはちょっとね。スズ子に対してサムが"このジャップ"と言ったら視聴者の心も穏やかではないと思うけど、その逆をやってる。あ、"ジャップ"に対応するのは"アメリカ"というより"ヤンキー"かもしれないけど。
愛助が、小夜はもうスズ子の付き人ではないからと言うが、スズ子は相変わらずの保護者的立場で2人を問い詰める。しかし、小夜はアメリカはどんなところか知らないけれど、サムと一緒なら胸を張れると。スズ子が"どこで何してたってオレはオレだ"って言ってくれたことが背中を押された気がしたと。スズ子の言葉を逆手に取るテクニックを繰り出されたから、スズ子は降参する。
これからはオレの人生だ。ワクワクしてます
小夜からこれを言われてスズ子は否定することはもうできない。そしてスズ子は座布団を降り、
サムさん。小夜ちゃんをどうかよろしくお願いいたします
と言う。座布団降りたことは良いけれど、喧嘩腰で"アメリカ"呼ばわりしたことは詫びるべきだとは思うけどね。
小夜、スズ子の舞台の話を知らない
まあそれはそうか。しかしタナケンとの共演について聞いても、驚くことをしない。歌だけでなく芝居までと芝居することについてのみコメントする。小夜の中では本当にスズ子は大スターなんだなぁと。
羽鳥に相談
羽鳥は芝居のことより「コペカチーカ」でスズ子を再度売り出すことしか考えていないと思いきや…
間が違うか…。それは面白いね。少しくらいならリズムがずれても面白いだろ。そこからまた違うノリが生まれるかもしれない
これをスズ子はぼんやり聞いているように見えたのだが…
どれだけ稽古しても芝居が何なんか、タナケンが何なんかよく分からないと。これからは好きにやると。ワテはワテや!と。
それでいきなり稽古前に「はっ!はっ!はっ!」と気合いの発声。これでタナケン以外を威圧?した。
僕を誰だと思ってるんだい。喜劇王タナケンだよ
幕が上がりゃ、舞台は役者のものだ。玄人も素人も関係ない。好きにやりゃあいい。何をやっても、僕が全部受けてあげるよ
タナケンとの距離感ある関係、スズ子、簡単に打開しちゃった?最終的にこうなる可能性はあったが、唐突すぎだよ!
小夜
この人は自分で考え行動する人。その考えが他者から見て適切だと思えるか否かは別だけれど。しかし行動力ある。
タナケン
スズ子とタナケンの意地の張り合いみたいな気がしたが、別にそうでもなかった。単にスズ子が構えていたから構えていただけとかそんな感じだったのかな。今回、いきなり降りてきた感じだし、キャラとしてよく分からないまま舞台初日を迎えることになる。タナケンとの関係構築描写はちょっと飛ばしすぎな感じ。