前回、あっという間にタナケンの舞台の中での居易さを確保したスズ子。今回は居易さだけでなく、タナケンのこれまでの意図を理解し関係が進む。スズ子側視点では、前回木曜日にサムと打ち解け、今回金曜日にタナケンと打ち解ける。そして今回ラストで愛助との結婚話が進む。ストーリーの流れが綺麗過ぎる!
- 劇中劇
- 君の芝居は間がずれている…が、そこが面白い
- 愛助、スズ子好きの素が出てる
- キートンのポスターを依頼する愛助
- スズ子、やっとサムに謝った
- 小夜はほんまの家族とスズ子は言う
- 結婚…まだできていないことをしみじみ残念がる愛助とスズ子
- 社長秘書室長 矢崎
- 綺麗に展開するストーリー
- 小夜、裏切る子ではなかったか
劇中劇
早変わりも入れており、劇中劇ながら観ていて楽しい。芝居シーンは短く歌のシーンが多くて『ブギウギ』らしさ出てる。観にきているスズ子にゆかりのある人たちも大喜び。
新聞にも取り上げられた描写もあり、歌のシーンは"圧巻"だったということね。
君の芝居は間がずれている…が、そこが面白い
舞台上ではなおさらだ
羽鳥の言った通りになっている。羽鳥から聞いたからスズ子は意図して行ったのか天然のままだったのかは分からないが。
君が舞台に立った瞬間、お客さんは君から目が離せなくなる。天性のものでしょう。
これ、結局褒めているし、天性のものと言ったということは、稽古のごく初期から見抜いていたと言うことかもしれない。
僕とは間が違うが、君はそれでいい。君は君のままでいなさい。
これはそのまま取れないアドバイスかもしれないが、恐らくタナケンは、スズ子が役者としては器用ではないが、個性的なのでそれを活かせばモノになると言っているのではないかな。
礼は言わなくていいよ。だって僕は君に何も教えてないんだから。
タナケン、かなりの合理主義者だな。
答えは自分で探し出すものです。何事も道のりは険しい。だからこそ面白い。
これは新人俳優に対する立派なアドバイスになっている。役者として対等とまではいかないまでも、タナケンはスズ子を役者として認めている印象。
愛助、スズ子好きの素が出てる
記事の切り抜きに夢中過ぎる。出会う前の素が出てるのだろうな。
キートンのポスターを依頼する愛助
うーん、単なる紙を終戦間もない時期なのに要求する感覚…ボンだなぁ。まだ食うや食わずの人たちも多いだろうに。
スズ子、やっとサムに謝った
ちゃんと謝る描写があったのは良かった。サムに"アメリカ"呼ばわりしで謝ることしないのでは、スズ子が単なる粗暴なだけの人間ということになると気になっていたから。
小夜はほんまの家族とスズ子は言う
これは良い言葉。本当の家族に大切にされなかったが、これから全く新しい生活を始めるにあたり、数年間一緒に暮らしたスズ子からこう言われた小夜は、この言葉を抱くことで頑張れると思う。
結婚…まだできていないことをしみじみ残念がる愛助とスズ子
小夜がサムと一緒になると言うことは結婚確定なのか。確かにそうでなければアメリカに行けないのかもな。
社長秘書室長 矢崎
うーん、坂口が登場した時と似た感じ。似た感じなんだけど、答え合わせは違う。何というか良い情報と悪い情報の2つ同時に持ってきた。
今度は社長からの伝言…なのだが、結婚を認めると言う伝言。これは愛助、スズ子だけでなく視聴者もアレと肩透かし。ただし条件付きだった。歌手を辞めることが条件と。流石の金曜日!
綺麗に展開するストーリー
今週は小夜とサムの話、スズ子とタナケンの話に決着がつき、愛助とスズ子の結婚話が始まったと。ストーリーが綺麗に展開していく。
小夜、裏切る子ではなかったか
ちょっと意外。どこかでスズ子を裏切ってそのままいなくなる展開になると、何故か少し本気で思っていた。小夜はもう登場しないだろうな。仮に出てくるとしたら「30年後…」みたいな最終回あたりだろう。