愛助、タイムリミットか近い感じが出ている。大阪に帰る際に箱根に寄って宿泊するのは思い出作りというならば良いが、そんな寄り道する時間が残されているのかという危惧もある。
愛助入院、安静が必要
坂口も山下も羽鳥も倒れてから入院まで付き合っていた模様で、スズ子の家にいた全員が病室にいる。
スズ子、母ツヤの写真に祈る
神頼み的なのを亡くなった人にするのが、何か気になる。舞台の成功を祈るとかなら分かるけれど、愛する人の病気に対して祈るには、ちょっと違う感じ。
母トミ、連絡受けて直ちに上京
スズ子に任せたことが間違いだったと。このような状態になるに至ったのはスズ子たちのせいだと。トミ、かなり興奮というか動揺しているのかな。医者どころか社長秘書の矢崎までがトミを諌める。トミはそれを理解し、取り乱したことを医師に謝る。しかし連れて帰ると言うのは、曲げない。そしてスズ子は何も言い返さない。
母トミが連絡を受けたらすぐに上京したように、愛助もスズ子との結婚について進展させるためにすぐ帰阪しようとしていた…このせっかちさ、親子だ。いや、トミがすぐ来たのはせっかちとは言い切れないか。深すぎる愛情が為したものか。
ただ、演出上のためなのかトミが比較的すぐに病室を出て行ったのは意外。大阪から飛んできたはずなのに。そんだけ忙しい中、上京したということかな。
愛助の病室から退散
山下と坂口はともかく、スズ子も病室から退散するのか。愛助、退屈だろうなあ。ただしスズ子はおはぎを作るミッションあるからね。砂糖を買うところから始まるという大変さ。
甘いもの、おはぎを食べたい
金にいとめをつけず闇屋で手に入れる。この時期におはぎを食べると言うことはここから始めなければならない。しかしそれをするスズ子。翌日おはぎを差し入れ。行動の早さはスズ子の性格もあるだろうが、それだけではなく愛しているからというのも加速しているのだろうな。
連絡を受けた翌日に上京したトミと重なる描写になっている。スズ子もトミも愛助のことを思う気持ちの強さに優劣はないということかな。
大阪移動の許可が医師から出る
喜ぶ坂口に対し、喀血が治っただけで、まだ治ったわけではないと釘を刺す山下。こういう細かい描写がチクっと気になる。
愛助、スズ子に一緒に旅行しようと提案
今から行くんや
箱根まで送ってくれと。箱根?東海道線は箱根は通らないぞ?小田原下車で箱根泊か。そういうものかな?この時代、東京から大阪までは間に宿泊入れるのは普通なのかな。それにしては箱根は東京から近すぎる気がする。静岡、せいぜい名古屋くらいにしとけとは思う。