スズ子のために羽鳥が動いた。真面目に悩む羽鳥を描くというの目新しい感じがする。これぞ羽鳥の本気!
今回は梅吉生存確認回でもあった。スズ子にお金を渡すほどだったので、タカリに来るという展開も無さそうだし、梅吉はもう出てこないかな。おでん屋のオヤジも下宿の夫婦も消息は分からないというのが悲しい。戦中、戦後に地方に行ったらもう分からないということだよね。これは都内にいても同じか。
梅吉が来た!
突然だな。愛助絡みの話の時は一切出てこなかったし、今回登場時に生きていたのかと冗談で言うくらいだから、愛子が生まれるまでは会ってないのか。そう言う時代なのかもね。
梅吉、父親らしさを出す
東京の下宿の近況を聞く梅吉。そして一杯飲む。
孫より自分の子であるスズ子の方が可愛いと言い切る梅吉。梅吉はスズ子と同じで愛する者を失っている。それを敢えて話に出すのが梅吉の優しさなのかな。
梅吉は今、カメラ屋やってると
意外なこと言い出した。しかしこの人、どこに行っても誰とでもやっていけそうだなぁというキャラなので、何をやっていても違和感ないかも。愛子、愛助の写真も入れて写真に撮る梅吉。手ブレしまくってそう。
スズ子から依頼された歌の作曲に悩む羽鳥
これまでは、スズ子を自分の表現の中の駒として考えていたのだろうな。だからスイスイ曲が書けたのだろう。しかし今回は相手から頼まれての作曲。自分がスズ子の駒となる側に立った。つまり自分のエゴのためにではなくてスズ子の為に、スズ子が求めるもののために書かなければならない…というのが、羽鳥にのしかかるプレッシャーなのではないかと。
帰宅途中の電車の中で何かを思いつく羽鳥
電車…で良いよね?汽車?紙がないから途中下車して喫茶店に入り紙ナプキンをもらい、楽譜書いて、そのままスズ子の家に持参して渡す。これ、曲自体は自分の頭の中に入っているが、スズ子に一刻も早く見せるために下車して書いたということ?羽鳥の本気を見た!