貧困と華やかさの対比回は先週で終わり。今週は子育てと仕事の両立がメインテーマで、付随してタナケンとの立場が変わってきた話になるのではないかな。
開始直後から公私に忙しいことを描く
「ジャングルブギ」をBGMに洗濯を干すスズ子を描くことで表現してるのだよね。愛子の暴れっぷりが今回のポイントかな。しかし最も衝撃との高い負傷シーンは、スズ子のいないところで起きたことや、朝のドラマでは憚られるからか、直接は描かれなかった。
タイ子と達彦来訪
タイ子が起き上がれるようになったと言っても、お金の問題はまだ解決していないから、色々大変そうだと思うけれど、達彦は学校に行けることになるみたいなのは良かった。
お煎餅は貰い物
こういう描写でスズ子の家が裕福であることを描いてるのだろうなぁ。お金を払うことなく物があるという生活。
タイ子、生まれ故郷で一からやり直すと
旅館の女中で働くと。脚気であったなら、治れば働けるようになるだろうけれど、旅館の女中はできるのかな。小夜が逃げた職場だったはずだけど。
スズ子はタイ子に何か渡したみたいだけど、なんだろう。現金というわけではなさそうだけれど。
羽鳥
『青い山脈』大ヒットかぁ。大ヒットだろうなぁ、今でもたまにだけれど聴くから。それで余計に忙しくなる羽鳥。嬉しいことであることは分かった上で逃避しているのが良いけれど、ちょっと違和感ある描写であり、羽鳥、行き詰まりそうな気配がする。
タナケンとの映画
棚橋先生再び。
愛子は行方不明になると。
そこで白羽の矢が立つ畑中さん。
うーん、流石に可哀想…なのだけれど、そんな上手く行くものなのかな。と思ったら、愛子が怪我したと。
劇中劇の映画
ステージと違い、何か違う感じというか観ていてつまんない感じ。華やかさがないもの見せられてもということなのかな。ちょっと理由はわからないけれど。
タナケンとスズ子の立場
撮影後の2人の会話では、スズ子が丁寧に話しているものの、タナケンに以前のような威圧的な雰囲気は全く無い。以前も後の方は大分柔らかかったが、それでも上位者的威圧もしくは威厳はあった。さらに、愛子の怪我で撮影スケジュールを変更すると。
これ、ひょっとしてタナケンとスズ子の立場が逆転とまでは行かないまでも、映画会社としてはスズ子も立てないといけない状況になっているということではないか?
タナケンも、本人自らそうしているというより、映画会社の姿勢からタナケンもスズ子を立て始めているということだと思うけれど。タナケンも大変だ。
時代から見てのスズ子の豊かな生活
スズ子は戦前も戦後も裕福だなぁ、生活豊かだなぁと思うシーンがちょくちょく描いてくるの制作がしっかりしてるなぁという感じ。人との強制的別れはあるものの、生きていく上での衣食住に困ることは全くないのかスズ子たから。