もはや戦後ではない…ついに高度成長を享受する時代になるのか。ドラマとしてはパンパンガールや靴磨き少年、誘拐といった貧富の差を描くことは終わりということかな。
先週と違い友達の多い愛子
サラッと愛子の変化を描く。ただし一との出会いで愛子の何が変わったのかはわからず、ドラマの説得力としては弱いまま愛子には友達がたくさん出来た。小学校低学年だから、おやつ目当てなだけの友達かな。愛子は負けず嫌いの性格だと自分でも言っているので、思春期あたりでまた悩むことになりそう。
高級カステラを切って愛子の友達に振る舞うスズ子
たしかにこれは贅沢だわ。しかしそういうのやってるから愛子に友達が増えているように見えるもしくは、最初はそうではないのに、いつの間にか愛子の友達がお菓子目当てで愛子と遊ぶようになっていくリスクがあると思う。
水城アユミ
来たか。次の世代。遅い気もするけどこれは美空ひばり辺りかな。美空ひばりは強気な母親が有名だったが、水城は弱気に見える父親がマネージャー。
愛子の負けん気
負けず嫌いはマミーに似たと思うと愛子が言うのは、なかなか面白い展開。水城アユミとの争いが示唆されているということだよね。
タケシがやばい
『オールスター男女歌合戦』…紅白的なものの話でスズ子かトリとかその前を水城アユミかとか言ってる。そんな中、タケシの口調があまりに調子に乗ったものになっている。業界に染まり過ぎだとスズ子が言うのがまさにそれ、というか、その口調だけではなくタケシの横柄っぷりが目立つ。
紹介の順番
最初にタケシに股野を紹介しちゃっているけれど、明らかにこれは逆。たしかにタケシが股野のことを誰かとスズ子に聞いたのだけれど、それでも紹介は逆だよね。先輩を自分のマネージャーに紹介して、その後、自分のマネージャーを先輩に紹介するというのはそれは流石にダメ。
タケシのヤバさ
タケシは自分の力ではなくスズ子の力を自分の力と思っているどころか、それをスズ子にまでぶつけているの、ヤバい。これはしっぺ返しがくる。多分そのしっぺ返しは、スズ子により執行されると予想する。ただスズ子はその辺り許容レベルが広くて、周りとトラブルになるまで気づかないかもしれない。少なくとも今回は、スズ子はタケシのことを業界に染まっている程度の認識でしかないような描き方だったので、やはりタケシが大きめのトラブルを起こすことは避けられないと予想。
当面は、水城アユミ＆股野が表面上は低姿勢で業界内でのし上がろうとするのと、スズ子＆タケシが横柄な態度で頂点から斜陽に差し掛かっていくのを対比的に描いていくのだろうな。
