男のセリフは話を進めるため、話を回すためのもの。女のセリフは制作の言いたい本質について語るもの。そういう役割分担があるように思えた回だった。
今回はちょっと進みが遅い感じがするのは、寅子の進学が決まる重要なところだからかな。
寅子が最初に戦う相手は、一番身近な母だったと。だから結構時間をかけて描いている。
"どうしてもほしいものがあるなら、したたかに生きなさいってこと"
花江と寅子の対比は、知恵の使い所とそれに必要な知恵の中身が違うということかもしれない。
兄と結婚する親友の花嫁衣装…というかウエディングドレス
これだけお金持ちでないと、女性として最初の法曹入りできないという親ガチャの物語だと気づいてしまうと…ねぇ。というかこれだけのお金持ちでも厳しいというのを描いているとも言える。どの程度実話なのか分からないけれど。
女だけニコニコ…なのかなぁ
「女だけ」を強調しすぎている気はする。これは追々描かれるのだろうなぁ。
穂高先生と父母がお知り合い
うわっ…なんというエピソード。これで母が寅子の進学を知るのかぁ。なんだこれ。流石にそれはないよ。これは制作酷すぎる。
仲人は穂高さんにしようか
この母の切り出しに、寅子はお見合いから逃げるために進学すると認める。
穂高先生には他の人にはない話を聞く姿勢がある
お、ここに寅子は反応したのか。確かに母は寅子の話を聞くことはなくて、自分の考えしか語らないな。
"あなたが優秀なことぐらい分かってます!"
母…寅子が自分が勉強ができることを言いかけたら、直ぐに返してしまったか。母も優秀なのだということが分かる。そして寅子の言うロジックもシッカリ理解している。
しかしここで次回へ…となるのか。『虎に翼』は、毎回切るところが「えっ?」となる。ここで切るのかぁ。
やりたいことはまだ分からないけれど、今直ぐの結婚ではないことは分かっているという感覚
この感覚、理解できる。