穂高先生、どこまで頑張れるのか?頼れるのは穂高先生のみの状況なので穂高先生が今週のメインを張って週内に共亜事件を完結させて欲しい。やり切りそうな感じはする。ただ、腰痛が何のために描かれているのかが分からないからそこが気になる。
穂高先生の頑張りが大切。このテンポだと、今週だけで共亜事件はカタがつきそうだな。
希望としては…
穂高先生、直言の裁判を、腰痛で途中離脱せざるを得なくなって、大ピンチとなった時に、颯爽と現れる梅子の夫…という展開がよいなぁ。とりあえず寅子父を救えば梅子の夫はどう言う扱いになってもいいや。
- 資料庫…これ裁判所だよね?
- 甘味屋で学生会議
- "残念ですけれども、調書の中には自白を覆す糸口はありませんでしたね"by 涼子
- "もっと頼ってよ、トラちゃん"
- 客観的に今後のことを考え手帳に記録する寅子母はる
- 花江が、はるの籍を抜けという言葉に即答で今じゃないと返したことの意味
- 母はるの手帳は全部台所にある!
- 「主婦の手帳」
- 母はるの手帳のすごいところ
- "調書の証言とお母さんの手帳の記録との齟齬が合計14点も見られます"
- 錦田法律事務所錦田…以下多数
- オープニングで罪を自白しているから無罪は無理と寅子の家族に言っておきながら、ラストで無罪を主張しようと思ってると弁護士の前で締める穂高先生
- 穂高先生、優しいこと言うだけの人ではないところを見せてくれ!
- 書生、優三さん
- サンマ
資料庫…これ裁判所だよね?
調書の原本借りることできるのか。まあ、調書見ないと弁護できないから仕方ないか。これ、原本でなくてそれはそもそも貸出用の写しなのかな。
とにかく穂高先生に助手いないことは分かった。
甘味屋で学生会議
え?壁に耳あり障子に目ありだよ。現に以前そこには裁判官の桂場がいたんだし。おおらか…では済まない危機意識のなさ。
"残念ですけれども、調書の中には自白を覆す糸口はありませんでしたね"by 涼子
に続き、
私にしかできないことって、穂高先生はおっしゃったけど、お母さんにも話さないことを聞き出す方法って…
と寅子が優三に言い、そして更に寅子母のはるの、
もし直言さんの自白が本当で、本当に罪に問われたとして…私にできることは何だろうか。
が合わせ技になって手帳の示す証拠に繋がるの最高。
"もっと頼ってよ、トラちゃん"
そう言いながら香淑は寅子の母あたりを触る。いや、本当にこの人、コミュニケーションで体触るね。
客観的に今後のことを考え手帳に記録する寅子母はる
客観視しすぎ。息子直道夫妻に籍を抜けと言う直道はそれではるの気が済むなら良いと言う。しかしそこに花江が、籍を抜くのはいつでもできる。今やるのは父から真実を聞き出すことだと言う。
花江が、はるの籍を抜けという言葉に即答で今じゃないと返したことの意味
はるに褒められたいという不満を語っていた花江が、籍を抜くのはいつでもできる、今やるのは父から真実を聞き出すことだと言ったの、どういう意味を持つのだろう。
褒められたいと言ったのが、単にいじめられている感じとか、ウチの嫁扱いということではなくて、嫁とか姑とかでの関係での付き合いではなく、一人の人として向き合ってくれというのであれば、今回の花江の言葉は納得がいく。実家から絶縁を言われた義母はるに、人間関係を定義するにすぎない家のことじゃなくて直言という今窮地に立っている生きた人間の危機を救うことを考えろ、そんなこと気にしてる場合じゃないと言っていると理解できる。花江の義母に褒められないに、こういう深い意味があったと考えることができるの、やはり『虎に翼』は面白い。
母はるの手帳は全部台所にある!
おお!台所は家宅捜索されなかったか!何というトリックというか逆転事象。なんとなんと、日々の記録が…スゲェ。アリバイスゲェ。
たた、台所にあるものは検察は調べなかった。これ、当時の検察にそういう傾向あったのか否か知らないけれど、『虎に翼』的には、結局、女子供のものは捜査的に大したものではないとい見落としたということになって、時代感でてる。
「主婦の手帳」
こういうの、上流の昭和初期の主婦は普通に記録してたものなの?寅子の母はるが特殊なの?しかし「主婦の手帳」ってものが存在するということは、メモしてた主婦が多かったのだよね。主婦向け雑誌の正月号付録とかにありそう。ても、ちゃんと使い続けている人は少ないのではないかな。
母はるの手帳のすごいところ
容疑者の妻の日記…簡単に偽造可能じゃんって普通なら否定されそうなところ、あまりに細かく裁判にとってどうでも良い日々の記録がびっしり書かれていて、その中にアリバイの証拠となり得る記載があるものだから、これを偽造するの無理でしょってなるな。全部本当のことが書かれているから、裁判で使われる父直言の記載以外のことを全て裏取りできるので、逆にそこだけ嘘を入れていると考えるのは無理でしょってなる。このトリック思いついた人凄いな。加えて、この「主婦の手帳」が、雑誌の付録だったとしたら、猪爪家は裕福な家庭だから、雑誌は配達してもらっていたと思うので、はるが「主婦の手帳」を所持していることに不自然な点はないと配達の書店員の証言を得ることができる。「主婦の手帳」が雑誌の付録だとすると、毎年デザインが変わっていたらそこについても、偽造を思いついたから手に入れようとしても簡単にいかないだろうし…とにかく「主婦の手帳」トリックすごい。
"調書の証言とお母さんの手帳の記録との齟齬が合計14点も見られます"
日々の大量の記録の中に隠れたたった14点の記録だからこそ、その信憑性が高いというマジック。
錦田法律事務所錦田…以下多数
全員、共亜事件で被告人の弁護を引き受けている弁護士集結!
一致団結すればいけるのだろうけれど…裏切り者いそうだなぁ。
オープニングで罪を自白しているから無罪は無理と寅子の家族に言っておきながら、ラストで無罪を主張しようと思ってると弁護士の前で締める穂高先生
ドラマ的に最高だよ!無罪勝ち取れなくてもこれだけでクライマックスと落ちがついたよ。
穂高先生、優しいこと言うだけの人ではないところを見せてくれ!
あと、腰を痛めちゃうシーン…要らんと思うけど。
穂高先生、結局女子が弁護士になる制度も成立させたし、緩和で戦わないけれど外堀をさっさと埋めて自分の思い通りにしちゃう才能あるのかもしれない。
書生、優三さん
階段から降りてきていきなり部屋の襖を寅子に開けられてしまう。いやぁ、あかんやろ。これはあかん。
サンマ
直言の盆にサンマ乗ってた。と言うことは秋。
前回の第21回に共和事件の記事の新聞の日付が昭和10年6月3日。今回の母はるが手帳に記入している時に10月26日と言っているからサンマがおかずなの納得。季節感あり。