Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

虎に翼

【虎に翼】(28)受験ができるということが幸せであるということの再確認

受験直前になって"扱いにく〜い一派"の受験者は一気に減る。結局、残ったのは寅子とよねだけ。なんという展開よ。無念すぎる。皆、勉学とは関係ないプライベートな理由で受験を辞めていくの厳しい感じだけれど…別に当時に限らずよくあることなのだよなぁ。…

【虎に翼】(27)崔香淑の深謀遠慮

卒業式で満面笑顔の前半と特高が乗り込んで渋い顔になる後半の落差よ。 特高が涼子様に華族だからと特別扱いは無いと絡むのだが、戦争が終わればどちらもなくなるという点では共通している。 いきなり穂高先生の語り?授業?からスタート 長年にわたって染み…

【虎に翼】(26)崔香淑ウィークの始まり

遂に崔香淑の週が来た。謎めいていたがあっさりとしか描かれていなかった香淑の心にあるものと目の前の戦いが描かれるのだろう。 最初の司法試験… 筆記試験で不合格。あら? "お察しのとおり、優三さんも試験に落ちました" 相変わらずの優三ディス。別に"…

【虎に翼】(23)穂高劇場開幕と記者竹中の台頭!

穂高先生が話を回しているよね。あと、記者の竹中が急に良い感じで割り込んできてるのも朝ドラ感あって良い。竹中いなかったら寅子も裁判も、大変なことになってただろと言えるほどのキーパーソンになってる。 穂高先生が裁判所の中、記者竹中が裁判所の外で…

【虎に翼】(22)穂高先生、大覚醒!

穂高先生、どこまで頑張れるのか?頼れるのは穂高先生のみの状況なので穂高先生が今週のメインを張って週内に共亜事件を完結させて欲しい。やり切りそうな感じはする。ただ、腰痛が何のために描かれているのかが分からないからそこが気になる。 穂高先生の頑…

【虎に翼】(21)穂高先生の見方が変わる回。

穂高先生を誤解していた。この人はやる! 花岡と穂高先生 来たよ。2人ともコメディリリーフになってるの?仕方ないか、優三がシリアスパート担うからね。 え?穂高先生が弁護人やるの? 勘違いしていた。穂高先生は小屋の中で良いこと言うけど、外に対しては…

【虎に翼】(20)遂に寅子の心の中に深く澱む悩みが出来る

遂に、寅子の心の中に深く澱んで離れない悩みが出来た。検察との戦い…というより世間との戦いでもあるからかなり精神的ダメージ高い。ただし周りの多くの人が味方なのは心強い。こういうところ、今の朝ドラって感じがする。 優三、頼もしい 兄直道もそうなの…

【虎に翼】(19)どれも素晴らしすぎる花岡と轟、梅子、寅子の会話

花岡と轟、花岡と梅子、花岡と梅子…この3ペアによる会話で花岡のキャラの解像度が上がっていくの凄い。セリフが長めで説明的ではあるが、花岡のこれまでの行動の不整合さ、冷酷さの理解ができるようになった。この3ペアの会話内容を全て知っているのは花岡だ…

【虎に翼】(18)寅子と梅子の男女差別、法律を学ぶ理由の違いが描かれた

テンポ速い。今週大学本科に入ったばかりなのに、もう男子学生に対し不信感表に出てきた。それだけではなく、法を学ぶことに対し未だ漠然としてそうな寅子と武器として具体的目標を持っている梅子を対比的に描いている。 空気がうまいハイキング開始 男の役…

【虎に翼】(17)男女に対する考え方

花岡悟が物語を大きく進める役割を担っているから今週初登場なのに大車輪の活躍を見せる。 梅子の夫、大庭徹男 梅子をスンッとさせる男。 徹男、いくらなんでも受けるなよそんな仕事。言い訳できるはずじゃないの。 死亡事件より高い慰謝料 3倍高いのか。 "…

【虎に翼】(16)不穏さを感じる穏やかなスタート

大学本科が始まる。所々不穏さを感じるが、全体のトーンは穏やかな週のスタートの月曜日。 寅子、自分が幸せであることの自覚は出てきたのかな 尾頭付きのタイ、ビールでの乾杯を見て思った。自覚ないまま進むのかな。『ブギウギ』のスズ子はそんな感じで戦…

【虎に翼】(15)3週目も完璧な金曜日。山田よねと花江の使い方がもうね

もうどうしたらこんなストーリーを考えつくのか分からないと思うレベル。ため息が出る。 櫻川さん…?謝るとこそこなの? 花江、ひとりぼっちだなと泣く よねと寅子のキャラは環境が作る 櫻川涼子の弱音 梅子の弱音 香淑の弱音 寅子の弱音…の前に花江の弱音 …

【虎に翼】(14)涼子様、コナンくん並みの能力発揮

最後の最後に涼子様が全てを持っていくスタイル、推理物の要素感じられて良い。 『虎に翼』は、私には今のところバケモノ級の満足感が得られる朝ドラ。しかし観ていない人に勧められるかと言えば…少しではなく大いに躊躇う。これ、朝ドラの皮をかぶっている…

【虎に翼】(13)法廷劇の結末からの山田よね

内に秘める苦悩を最初に明かすのは山田よねだったか。となるとトリは櫻川涼子かな。 優三が全て引き受ける感じ? コメディリリーフとして良いように使われすぎだなぁ。可哀想…と言いたいけれど、役としては美味しいと言えるのかな。 しかし、物語の中におけ…

【虎に翼】(12)最初から最後までクライマックス な15分!てんこ盛りすぎる

今回、何があったか思い出そうとするけど、最初から最後までクライマックスだったとは思い出せるけど…情報多すぎ。まだ火曜日なのよ。 静である沈黙して作業する寅子の部屋からスタートし、動である法廷劇での場外乱闘で終わるの 沈黙の部屋 涼子のお付きの…

【虎に翼】(11)花江も追加:寅子以外、同世代の主要キャラは全員なんらかの悩みがある

今週の物語のメインは、山田よねの攻略かと思いきや、親友であり義理の姉の花江なのか?それとも山田よねと花江を対比させた上で同時攻略するのかな。 退学者続出、入学希望者激減、女子部は存続の危機…に法廷劇? 法廷劇と言っても…実際に女子が弁護士にな…

【虎に翼】(10)盾や傘だけでなく暖かい毛布も例に出す寅子のセンスの良さ

前回明かされなかった裁判の結果…主文で原告への着物等の引き渡しが言い渡される。判決、そっちかぁ。権利の濫用を使ってきたか。 裁判長は寅子ら多数の女学生の傍聴人を意識したのかなぁ このような判例が、現実にその時代に存在したのかなぁ。ドラマオリジ…

【虎に翼】(8)穂高先生が宥めに来たというナレーションに違和感

『ブギウギ』のステージに相当するのが『虎に翼』の法廷、羽鳥の役割は穂高先生で、歌が法律の条文に対応する感じに見えてきた。ただ、穂高先生は羽鳥の様な単純な味方には見えないのだよなぁ。 傍聴人に弁護士は聞くの? それやって良いの? 山田よねが傍聴…

【虎に翼】(7)寅子もクラスに溶け込めるほどクラスの面々はキャラ揃い

寅子、それなりにクラスに溶け込んでいるの良い。あと、櫻川涼子と山田よねのキャラは、前回よりキツい感じでなくてこれも良い。キャラの小出しで印象が変わるの魅せられる。特に涼子のキャラが優しさと落ち着きの中に秘めたものを隠し、自分の役割を演じな…

【虎に翼】(6)さっそく、明律大学女子部入学した!

諸々飛ばして大学入学!ヨシ!まあ、願書出せば合格させると穂高先生言ってたからね。 第1週は、寅子に周りの人間が女性が法曹を目指すことの困難さを抽象的に語り辞めるよう説得する。そうした上で、今週は大学に進んだ後なので、まずは女性が法曹を目指す…

【虎に翼】(5)寅子母の頭の良さがホントに理解できる回

"頭のいい女が確実に幸せになるためには、頭の悪い女のふりをするしかないの"…が効いている圧巻の週末回。このセリフが凄いというより、この回がこのセリフを軸に組み上がっているのが凄い。 今回のラスト5分、圧巻! 前回の続き"あなたが優秀なことぐら…

【虎に翼】(4)最初にちゃんと戦う相手は、米国帰りの見合い相手ではなくて母だった

男のセリフは話を進めるため、話を回すためのもの。女のセリフは制作の言いたい本質について語るもの。そういう役割分担があるように思えた回だった。 今回はちょっと進みが遅い感じがするのは、寅子の進学が決まる重要なところだからかな。 寅子が最初に戦…

【虎に翼】(3)法学への道を着々と進んでいる

今回もスルスル話が進む…法学を学ぶための準備は整いつつある。事件が起きるというわけでもなくて、それなのにスリリングなの良い。ただ、寅子の感情描写が一般調子な気がする。 無能力者 教室では法律用語の「無能力者」を議論している。ちゃんと「女性が無…

【虎に翼】(2)スルスル話は進んでいくが、早すぎる感もある

第2話にして通常モードになってるみたいに話が落ち着いている。これ、凄いな。いい感じ。ただ今回な終わり方は「え?」となったけれど、これも観ていくうちに慣れるのかな。 対等の結婚相手 太一郎、最初は寅子の話に乗ってくる。しかしタジタジになって退場…

【虎に翼】(1)猪爪寅子のキャラを伝えるに十分な回

今は特に何になりたいというものはないが、将来何かになりたくて学ぶことが好き、そして生きていく上では誰にも妨げられたくない…な主人公ということかな。お金持ちに生まれたからこの思想でここまで育ってきたのねというのはある。 梅丸少女歌劇団に入ろう…