内に秘める苦悩を最初に明かすのは山田よねだったか。となるとトリは櫻川涼子かな。
優三が全て引き受ける感じ?
コメディリリーフとして良いように使われすぎだなぁ。可哀想…と言いたいけれど、役としては美味しいと言えるのかな。
しかし、物語の中における優三の扱われ方、これを面白いと思う視聴者かいるということなのかなぁ。女性の不平等に立ち向かい法曹の世界に初めて入った女性を描くドラマで、この物語を安易に進めるために虐げられる役回りの男性キャラを置く価値ってあるの?
山田よね、しっかり暴行しちゃう
ああ、やっちゃったかぁ。ストーリー的には必要だったみたいだけど。山田よねのキャラとしてはここは抑えて欲しかった。なぜなら絶対に弁護士にならないとダメなんでしょ?学内での暴力行為はリスクと直ぐ分かるじゃん。
"もう、やめんか!"
穂高先生、遅いって。男子学生が騒いだ初期に止めないと。分かってたことでしょ、この事態。ああ、穂高先生は楽観主義者だったか。
昨日の女学生、山下さん
他の女学生も母親らしき人に引っ張られて退場。うーん、志望者数増やすどころか、強く志望してそうな女学生を手放してないか?
女子部学生への処分決定
なぜ我々が罰せられるのです
これは文字ではなく音で聴かないと良さが分からない久保田のセリフ。久保田、ちゃんと先輩というか責任者らしく反論。そして、こっちの方が重要なのだが、何かと男女差で泣いている中山が泣いていないのが素晴らしい。
男子学生への処分は?
威力業務妨害だよね?こっちは描かないのがなんとも。
山田よね、責任を1人で引き受けようとする
しかしそのタイミングで当の山田よねが倒れ、処分の話はうやむやに。いやいやいや、このご都合主義は、流石にあかんよ。大抵は強引に来るなぁ。
相変わらずキョロキョロの櫻川涼子さん
前回は寅子の家、梅子曰く"庶民の家"でキョロキョロ、今回は山田よねが住み込みで働くカフェーでキョロキョロ。オホホ、好奇心旺盛でいらっしゃること。
山田よねが何故弁護士を目指したか
よねさんの話をよねさんがいないところで、よねさんじゃない人から聞くのは違うと思うのです
梅子は早口言葉みたいと言うが、"人民の、人民による、人民のための政治"みたいな同じ言葉を使いながら3つの異なる状況を説明するの、説得力ますよねぇ。やはり寅子は弁護士向きだ。
よねは自らの過去を自ら話す
しかし所々端折ったりして想像で補わなければならない面があった。これは寅子たちに説明していないのではなくて、朝ドラ視聴者を考慮したというのもあるだろうなぁ。
"売られないよう賢くあろうとした"とは直接的にはどういう意味で、ドラマ的にどう言う意味を持つのだろうか。この山田よねのセリフ。よく理解できなかった。というか色々なことが読み取れるように思えて混乱している。
そして上野に逃げたと。ところどころ飛ばされているが、それを聴いている寅子たちの表情から察せよということかな。寄ってきた弁護士は完全な悪人ということでもなさそうな感じなんだけど、よく分からない。よねに手数料だけ抜いて業者から奪ってきたほとんどの金を渡したように言ってたけど、持っていた金が、そもそも業者から奪った金の全てなのかなんて分からないからね。
だから必死に勉強して女子部に入ったんだ
姉ちゃんの金を使ってな
1人語りが一応終わったのだけれど…山田よねが倒れた理由は語ってないな。
私とあんたらは違う。だからもう関わんな
…と山田よねが言ったところでまた次回になった。最後は寅子の表情で終わったのだが、少し目が泳いだ感じになっていたが、何を言うのか読めないままだった。『虎に翼』はそういう引っ張りをする芸風なのでこれは気にしない。
ただ、「私とあんたらは違う。だからもう関わんな」は論理的に成り立たないので、ここを寅子は突き崩してくると想像する。
つまり、「私とあんたらは違う」ことを理由にして「もう関わんな」ということは、同じ考えや背景の者同士集まって行動していろ、考えや背景が違う者とは関わるなと言っていることになる。しかしこれは男性女性で区別する考えと変わらない。山田よね、何がしたいんだってなふ。
山田よねの苦悩から描いた理由
「私とあんたらは違う」と山田よねは思っているようだが、そうではなく女子部にいる全員がそれぞれ「違う」と分からせる形に今後の展開はなるのかな。山田よねに、自分だけが違うんだと言わせておいて、今後1人ずつ異なる苦悩を描いて行く形にするのかなと思う。そうすればストーリー的に収まり良いので。
全て1人でやろうとしている山田よねが、考えが全く同じとは限らない他者と協力することを学ぶのが今週のテーマかな
そしてそれを力技で強引に進めるのが寅子だという感じかな。
なんか当時としては、いや今でもすげーと思える酒がカフェーで出てきたぞ
ヘネシーXOみたいな感じ?当時としては今以上に高価なはず。