憲法記念日の放映回に無罪判決持ってくるかぁ。週の最後の金曜日でもあり、ビシッと今週が引き締まった感じ。
花岡だけじゃなく桂場もツンデレだったか…あ、いや、桂場は最初から分かってたよ。花岡はガチで敵かと思ったけど、すぐデレた。
- "判決を言い渡す"
- "主文、被告人らはいずれも無罪"
- 笹山、ようやく本業を見せてくれた
- 通訳が必要な水沼語
- 逮捕される前の映画の約束
- はる、他に女がいるか心配してたのか?
- "潔癖ですから"
- "あの猪爪とかいう小娘もそうですよ。私があいつらに、へいこら尻尾なんぞ振るわけないでしょ"
- クリスマスのメニューの話をしていたのに、あっという間に正月
- あれ?寅子、桂場を待ち伏せしたのか?
- 法律とはという話を真正面から語ろうとする寅子
- 今回の桂場
- うまく言えないけど花江の存在感
- 最後はハッピーエンドだけれど
- 勝訴の場に花岡がいない
- 穂高先生の腰痛とは何だったのか
- 来週の予告
"判決を言い渡す"
…からの、オープニング曲。焦らすねぇ。
"主文、被告人らはいずれも無罪"
お、いきなり無罪きたー!
検察側の主張は、証拠不十分によるものではなく、犯罪の事実そのものが存在しないと認めるものである
ん?これとんでもないこと言ってるぞ。検察官大丈夫か?→水沼に「悪いようにはしないから」と言われちゃうことに。
笹山、ようやく本業を見せてくれた
これまでハンチング帽被った傍聴マニアの姿しか描かれなかったからね。
笹寿司特上差し入れかあ。すごいんだろうけど、しかしタイミング悪過ぎと言うか、差し入れならもっと先に言っとかないと。猪爪家ではお造りもたくさん用意してあるから刺身重複しちゃうよ。
…と、いや、気にすべきはそこじゃない。なぜ寅子の家の住所を知っていた?笹山、ヤバくないか?傍聴マニアというだけでなく他の点でもマニア力発揮してないか?
通訳が必要な水沼語
もう君は、十分役目を果たしてくれた。
安心したまえ。悪いようにはしないから
これ、真の意味真逆だろ。もしくは放置。
まあ水沼的には、一度判決が出てそれを世間の人たちが知った以上、政治的に考えて裁判をこのまま続けても悪いことはあっても良いことはないという判断だろうね。
だから、
もう君は、十分役目を果たしてくれた。
→だからもう私の前から消えてくれ。
安心したまえ。悪いようにはしないから
→良いようにもしないけど。はいサヨナラ
ということかもね。
結局、検察官は直言に対し脅しをかけて自白させたが、それがために裁判に敗れたということが水沼に見放された原因かな。控訴しても自白強要が争点になってしまうからね。
逮捕される前の映画の約束
これをきっかけに謝る直言。こんなことされたら感情溢れるな、確かに。
それを肴に小声で笑い合う他の家族。長い裁判が終わったことをこういう風に表現するの良いわ。
小声だが、笑うことができる、笑っているところを他の家族に見せることができる生活が戻ったということは、家族全員の人生が大きく変わる。まあ今回の猪爪家の場合、変わるというより戻った感じか。
はる、他に女がいるか心配してたのか?
はるはそんなこと考えない人かと思っていた。
"潔癖ですから"
桂場の自己紹介。たった6文字で完璧すぎる。
そうか、桂場をうまく言い表す言葉が見つからずツンデレと言っていたが「潔癖」かぁ。しっくりくる。なるほど。まあでもツンデレでもあるよね。
桂場の潔癖さは、検事を横目で睨むシーンや検事に聞かれたことに答えろと言ったり、判決文の雅文に現れていたり、水沼の干渉に反発したり。潔癖なのかぁ、好きだわ、桂場。
"あの猪爪とかいう小娘もそうですよ。私があいつらに、へいこら尻尾なんぞ振るわけないでしょ"
ふーん、これ、長期戦のフラグと考えて良いか?と思ったが、しかし、この同じ回で直ぐ回収された感じで、桂場、寅子にデレの兆候を見せる。早いわ!
クリスマスのメニューの話をしていたのに、あっという間に正月
寅子の父と母、遂に映画に行くのか。そして寅子は謎の外出…。
寅子の父母と寅子の3人が正月に一緒に出かけるのか、弟は置いて何しに行くのだろうとと思ったらそんなことはなくて、父母は映画、寅子は桂場ストーカーだったか。
あれ?寅子、桂場を待ち伏せしたのか?
どういうこと?桂場は定期的にいつもの甘味処に来るの?正月も?ん?ちょっと無理あり過ぎでしょ。寅子のストーカーぶりは異常。
法律とはという話を真正面から語ろうとする寅子
法律の定義について、
例えるならば、きれいなお水が湧き出ている場所というか。はい。私たちはきれいなお水に変な色を混ぜられたり、汚されたりしないように、守らなきゃいけない。きれいなお水を正しい場所に導かなきゃいけない。
とか言っちゃう。これ、"潔癖ですから"と自称しちゃう桂場には絶対刺さるはず。というか、寅子の例えって「法律とは潔癖であること」と言えちゃうのではないか。
話を聞いている時から桂場の寅子に対する接し方が変わったように見える。
何だ。君は裁判官になりたいのか?君のその考え方は非常に…ああ、そうか、ご婦人は裁判官にはなれなかったね。
言葉が柔らかいのよ。
君、高等試験は受けるのか?そうか。私はやめた方がいいと思うが…。せいぜい頑張りたまえ
相変わらずのセリフに見えるけど、応援してないかこのセリフ。
そして甘味処を出て立ち去る時、桂場の顔、少しほころんでたのを見逃さないよ。
今回の桂場
どうかしてる。潔癖と言いながら、見下してるはずの寅子に同調というか何か分からない感情抱き始めてるよ。どうかしてる。行動に一貫性がなくブレている。まさにツンデレ!
うまく言えないけど花江の存在感
勉強的な頭の良さとかそういうのじゃなくて、花江が何か発するとそれが当て外れなことであっても、何というか観ているこっちが落ち着く。場の空気を和ませてくれるという感じかな。これを生み出すのはセリフというより声と言い方なのだろうか。
最後はハッピーエンドだけれど
寅子はダークな経験をした。多分人生で最初の経験。これで寅子のパワーが増しただろうなぁ。
勝訴の場に花岡がいない
なぜ?別にいなければならないとも言えないけれど、穂高先生に寅子を守れと言われてたからなぁ。ドラマ的にはこれに意味あるように思えるよ。
穂高先生の腰痛とは何だったのか
あの腰が痛そうなフリ。検察官を詰めに行った時にはシャキッとしてたじゃないの。
来週の予告
ドラマの予告なんてミスリード誘うのは普通にあるのだけれど…花岡いなくね?寅子の家から立ち去るシーンと砂浜で扱いにく〜い一派から微妙に離れて立つ後ろ姿のジャケットの男か?たとしたら…花岡は寅子たちから離れるということだな。花岡は桂場登場までの当て馬だったか。