段々と寅子が裁判官となるために教育されていく。多岐川と桂場の全力感ある。ライアンもまあそうなんだけど。
香淑…
まずいこれは。寅子の幼稚な"はて"は本当にヤバい。大切なものを壊す。ただし結局は、はる、多岐川2人が話すことで落ち着いた…?はるの話だけでは落ち着いていなかったようで、多岐川の「んなもんあるか」との一喝で落ち着いたような感じ。
早速家族に話を広める
花江も直明も察することができない。
母はるだけが察した。やはりはるは頭が回る…というより、ドラマの流れの必要性だろうけれど、はる以外、察することできない、特に戦災孤児のことを考えて動く帝大性の直明が気づかないのは変。
そうしなきゃいけなかったんでしょ
生きていればいろいろありますよ
"ヒャンちゃんのことは彼女自身から聞きたいので"
これもなぁ。寅子さぁ…という感じ。
多岐川が、汐見と香子を居候させている
なんとなく、逆だと思っていた。
香子からの伝言
崔香淑のことは忘れて、私のことは誰にも話さないで。トラちゃんは、トラちゃんの仕事を頑張って
あ〜あ、もう家族には話しちゃったよ。
しかも寅子はこれを聞いて、
私にできることはないんでしょうか?
とか言ってる。いや、だからできることは「私のことは誰にも話さないで。トラちゃんは、トラちゃんの仕事を頑張って」だよね。
んなもんあるか
という多岐川の言葉は至極真っ当。
香子ちゃんは全て承知で汐見君と結婚したんだ。どうするか決める権利は全て香子ちゃんにある
これに、でもでもと反論する。これには、
じゃあ、この国に染みついている香子ちゃんへの偏見を正す力が佐田くんにあるのか?ないだろ。だったら黙ってろ。
多岐川、なんというか現実主義的話をしている。家庭裁判所設立に時間を使えと。
流石に寅子、はてとは言わず神妙な顔をするだけだった。
このままだと多岐川、口だけになるんだけど
11月に各地の話し合いがあったがうまくいっていないと。
寅子に家庭裁判所設立に注力せよとハッパかけた次のシーンで、多岐川は寅子に、
もう11月も終わりますよ。このままでいいんでしょうか
と言われる始末。どういうこと?
寅子に客
花岡判事の妻奈津子。向こうからこちらに来たか。
桂場が奈津子を紹介しているのを遮って、寅子は直ちに奈津子に謝る。
花岡さんが苦しんでいることに、気付けませんでした
いやそういうの、妻に対して言ってはいけないだろうに。これ、奈津子を責めていることになるのを気づかないのかな。
奈津子の返事には、そんなニュアンスを感じながらも、チョコレートの話をだして寅子に礼を言う。
桂場さんも、たくさん絵をご購入…げふんげふん
桂場、可愛い。
奈津子、画家?それとも家の絵を売ってる?
桂場の教育モード
家庭裁判所の設立は急務だ。彼女や君の義理の姉上のように家族に恵まれたご婦人ばかりではない。
正論は見栄や詭弁が混じっていては駄目だ。純度が高ければ高いほど威力を発揮する。
良いこと言っているようだけれど、これまでの桂場の言動はこの指針で解釈かのうなのかな。それとも桂場自身、正論を出すべき時と控える時を弁えているということかな。そうであれば寅子はそれも学ばねばならないと言うことになるのね。
これを聞いて流石の寅子も気づく。
それって私の正論は純度が低い…ということでしょうか
今回は最高の終わり方だった。