Golden Time

時はお金で買えません

【35歳の少女】無意識に地雷を踏んでいく父進次


時岡家、今村家の両家につながりをもつ、というか時岡多恵と離婚し、今村加奈と再婚した、父であり夫である進次。何を考えているかわからず不気味なキャラばかりの「35歳の少女」の中で、唯一とも言える、天然系キャラで、他の強烈キャラに振り回されているように見えるが…おそらく彼が一番食えないキャラだと言える。

第1話から地雷を踏んでいくスタイル

別れた妻との子の話を現妻にする

今村家で現在の妻加奈に別れた妻との子の病気回復について延々話している。その間、加奈は何も言わない。これ、確実に地雷踏んでるシーン。ただ、その地雷は1つ踏んですぐ爆発するのではなく、いくつか踏んで初めて作動するタイプなだけ。

望美負傷の原因

第1話で、ブレーキを修理しなかった自分が悪いと言ってしまっている。これ、誰が悪いかと妻が自分を責め始めた時に言うのだが、この事故は、ブレーキが正常に作動すれば発生しなかった事故であり、まさに事故の原因そのものの責任が進次にあることを語っているのである。事故発生から25年経過しており、恐らく過去にも同じことを言ってきたのであろう。これを聞かされる妻多恵は、お前がちゃんとしていれば…と毎回思ったであろう。それでもとにかくキレずにここまで来れたのは、多恵の強さと言える。これが現妻の加奈には無さそうなところがまたこのドラマの設定の良いところ。

きっちり現妻、元妻の地雷を踏む進次

以上のように、進次は、現妻と元妻の両方に対して、主人公でもないのに第1話でキッチリそれぞれの地雷を踏んでいる。あっぱれとしか言いようがない。

田中哲司氏が演じること

これがなんとも言えない怪しさ。この人が演じる役で、最初から最後まで良い人であると信じることはできない。絶対に何かやってくれるというか、やってくれる役の俳優だ。まあ、最初から最後まで無邪気に地雷を踏み続けて終わりというパターンでも驚かないだろうと思わせるところがこの人の

今後の予測と期待

もうしばらくは、翻弄されていると本人は思いながら、他者を翻弄していくスタイルを進次は踏襲していくのだろう。そして、タイミングの良いところで、キレ芸に変わるのだろう。あまり早くキレてしまうと、物語が進次対応中心になってしまうので、キレ芸は終盤が良い気もするが、終盤だとそれはそれで、進次対応で終わってしまうので、物語を上手く行かせるためには、進次は中盤でキレるが、終盤に入るあたりでなぜか大人しくなるというパターンが、まあ、期待している進展。