Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【リモラブ】第4話 「あんた誰?」から始まる…謎


真実を本人だけ知らない系のドラマは、神様にでもなった感じで面白い。

青林はダメ…なの?

檸檬を、朝鳴や五文字と勘違いした時は、乗り気だったのに、青林はだめ…と、即答!何で?

まあ、ミッチーと間宮祥太朗氏相手では分が悪いのか?いやいやいや、松下洸平様だぞ!何か理由があったっけ?ミッチーに私が草餅だと、人前なのに大声で宣言したり、五文字と分かってからもウキウキとしていたりしたのに、青林は、もう生理的にだめみたいな反応。美々先生は、陰キャはダメということだなぁ、恐らく。朝鳴も五文字も超ポジティブだからなぁ、それに比べると、青林の陰キャぶりは、酷い。なぜ同じ部にいるのかわからないくらい。

七五三の八木原

八木原くん(高橋優斗氏)さすが!ちゃんとした格好すると、キリッとカッコいい。いつものカッコとのギャップが良い。看護師の格好や、手伝いの格好では、親しみやすさ可愛らしさが出ていたが、親に挨拶の時は、オトコの顔だった。かわいくもかっこよくもできるのは、強みだわ…

先手必勝の五文字さん

この人、人心掌握の天才である。ゆえに、美々先生と付き合おうとする行動にも、尋常でない絶妙さが伴っている。美々先生が檸檬ともう一度やりとりしたら、即バレのリスクがある中、自分が檸檬だと嘘をついて美々先生に近づき、デートにこぎつけ、家の中にまで押しかける。その後、美々先生が五文字が檸檬でないと気づいたことを察したのか、美々先生から問われる前に自分から白状する。この天性の勘と行動の絶妙さよ!五文字天才!そして、そういう人もありそうに演じる間宮祥太朗氏天才!間宮氏の何か企んでそうな表情や話し方なのに、同時に真面目さ、若干の朴訥さを感じる演技は、五文字にぴったり。ミッチー師匠の元、芸を磨いてください。

「あんた誰?」からリカバリした男

良く考えてみれば、五文字さんは、第3話ラスト(第4話の冒頭で再度放映)で、檸檬ではないことが美々先生にバレ、「あんた誰?」と言われている。ここから、どうしてそれでも好きだと言えるまでにリカバリできてしまうのだろう。五文字の力半端ない。

今週のミッチー

ヘヘンだ ヘヘ〜んだ!

大事なことだから2度話している。何だこりゃ、最高じゃないか!…と、言いたいところだが、考えてみれば、大の男が、しかも会社の中でこのような言葉を発するわけがない。そして、このセリフは、それを言いながら、朝鳴こと及川光博氏は、場から退場するのだが、その演技も、子供が負け惜しみ言いながら逃げ去る感じであり、全く有り得ない。よくよく考えれば、ミッチーの演技が魅力的なのは、その場にマッチした言動にミッチーの味付けを施しているからであって、その場において有り得ない言動を元にしたら、ミッチーの味はするが、自然さに欠ける。それではダメなのよ。今回のシーンは、元になる行為が余りに幼稚であり、ある意味、ミッチーの味をつけなくとも、誰が朝鳴人事部長の役をやっても、面白セリフと行動になるのである。そんなシーンに、ミッチー味をつければ、ミッチーの味はするが、有り得ないなと思ってしまうシーンになるのは当然。「ヘヘンだ ヘヘ〜んだ!」は、それ自体は面白いのだけれど、場面のまとまりからは、不自然に浮いてしまっている。元になるセリフと行動が、歳とシチュエーションに合わないのが問題なのである。