Golden Time

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【日本沈没-希望のひと-】第2話 人間ドラマメインの回と思ったらやはり…


物語が進むペースが速い。日之島が第1話で沈むのだから。そんなスピード感の中での第2話。次は何が始まるのかと思ったら、人間ドラマが始まりそのまま終わった…今回は何も起きないかと思いきや、最後に、1年以内に関東沈没が始まるとかいうとんでもない話をぶち込んできた。こんなスタイルでいくのね。

世良教授のフラグ立て

世良教授は、第2話の初めに、データを捏造したら学者を名乗るべきではないと語る。これ、後半の死亡フラグになるのだが、ちょっとあからさまなフラグすぎる。言った時に、ああ、フラグがとすぐわかっちゃうのはちょつと。もう少しオブラートに包まないと下品。後半では、沈没の可能性は可能性でしかないとも言い出す始末。研究者としてかなりまずい。これは第2話中では世良教授に返ってこなかったが、フラグになっているだろう。なぜならこのドラマのタイトルが日本沈没なのだから。ああ、世良教授がフラグ立て担当か。世良教授はデータ捏造の話で天海に反撃される。データを捏造したら学者を名乗るべきではないと言っていた本人が捏造していたのだから。反撃されて今度は沈没の可能性は1割とか言い出しているので、もうフラグ立てないと気が済まない人になっている。

田所博士は演技で、世良教授はセリフでコミックリリーフの役回りを演じているということかな。

エビカレー

なんで天海の家ではエビカレーが特別食なのだろう。ここに必然性が欲しい。というか逆か。たまたまエビカレーの日にイベントがあったから、特別食になったのか。

田所博士

というか、演じる香川照之氏、相変わらずの日曜劇場モードの演技。コミックリリーフ兼ねて仕方ないのだろうけれど、あの演技は鼻につく面もある。体調によっては観てて疲れる。

関東沈没は人災

COMSが原因で関東沈没の可能性を高めたというのなら、これは明らかに人災。つまりCOMSを進めた天海は、関東沈没を引き起こした張本人になるのだから、田所博士の考えを引きずってしまうのは分かる。分かるのだが、それだけではなく、というより、主に元々の性格のために天海は関東沈没説を捨てられないように思える。後ろめたさではなく、自分に正直というか、疑問は自分で解決したいという意識というか、そんな感じのもの。

田所博士の衣食住

鰻丼食べているから栄養的にはともかく、楽しみとしての食は充実してるな。衣も、似合っていない感じだがなんとなく良いもの着てそう。住は…え?研究室に住んでるのか?でもそれが楽しそう。結局、田所博士の衣食住は充実していると言えるかもしれない。ちょっと意外な気がする。

世良教授と田所博士

何というか、キャラは違うのだけれど、どちらも眉間に皺という感じで、重い。なんというか、軽いアカデミックなキャラというのが欲しいところ。今後出てくるのかな。