ぐちゃぐちゃになってきた人間関係。一番は、政子に膝枕をしてもらう義経。何だこりゃ。
ストレートすぎる義経と秀衡
よく言えば純朴、悪くいえば、言動が幼稚。行動がストレートすぎて辛い。後々義経も奥州藤原氏も討たれることになることは仕方ないと思わせる描写となっている。
生死は時の運
大庭景親の首の前で、時政らが俺たちの首があちらに吊られていたかもと言うのは時代を表している感じ。大庭景親と同じく捕まっていた山内首藤経俊が無罪放免になっているし、これまでの物語を見れば、これも納得できるやりとり。
亀と八重と…政子
現代的な感覚で見ると、三人の頼朝に関わる女に、かなりの火花が散っているのが分かる。ただし、亀が1人で仕掛けていて、政子はまだ気づいていないのがなんとも。ただし、亀の意図は不明。亀が爬虫類の亀とツーショットしているシーンもあり、亀が影のキーパーソンであるのだろうが、意図がわからない。
小僧は控えていろと言われて大人しくしていた義経可愛い
…が、やはり性格は単純で、認められたらやる気満々になるし、その後、義経の出る幕が無くなったらまたすねる。激しいキャラは、周りが疲れる。頼朝は現時点では喜んでいるが…やはりそのうち疲れてしまい義経のことを嫌うことになっても仕方ないなぁと思わせるキャラ。ただ、単に嫌ってというだけで殺してしまうということになるなら、他の坂東の武士たちと変わらないが、何故頼朝は義経を倒すことになるのかは、まだ分からない。