幼馴染の舞、貴司、久留美に加え、舞の母めぐみの夢の変更も入れて、それぞれの生き方について深掘りしている。
【月曜日】母娘二代の夢の変更と幼馴染の悩みを提示する回
舞の夢の変更に対し、母めぐみの夢の変更を絡めて進む。1話の中で久留美の悩み、貴司の失踪も描かれて盛りだくさん。今週のテーマを月曜日にまとめて出している。
【火曜日】消えた貴司の行方を追う回
貴司の居場所の喪失とそれに伴う焦燥。これが現実逃避に繋がったということか。居場所がわかり舞と久留美が向かい、見つけるところで終わる。終わり方は昔のサスペンスドラマのクライマックスみたいな映像になってるのは、この回の見どころ?
【水曜日】五島で自分を見つめ直す幼馴染3人の回
五島にたまたま来た感じの久留美も含め、幼馴染3人が今の自分を見つめ直す。今週はじっくり描いている感じがする。
幼馴染に加え、満を持して一太が登場!勝手に空回りして勘違いしてくれる。演じる俳優は変わったが、イメージは一太だった。舞ら対比ちょっと幼い感じがしてしまったが。
【木曜日】浩太、五島に二十数年ぶり2度目の来訪回
舞の夢とめぐみの心配、めぐみの夢と祥子の心配…これの対比が上手く効いている。親としてのめぐみの言い分、祥子の言い分は理解できる。しかしこの2つの親子の夢に対する対立は、共に子供が押し切る形で決着。
【金曜日】舞、久留美、貴司の3人が、母と話し合う回
15分の中に舞、貴司、久留美それぞれが母親と対話し、一応の決着をみる描き方、上手すぎる。
五島の家のダイニングテーブルで舞がめぐみを説得した。このテーブル、めぐみが祥子の説得に失敗して家を飛び出したテーブルでもある。めぐみの時も舞の時も、映像的に、右側に説得する側、左側にされる側になっていて対比が効いている。
一太再降臨
土曜のまとめ版でも、一太の舞と貴司の勘違いシーンをちゃんと入れてたの良い。というか、『舞いあがれ!』唯一の主人公に絡む恋愛要素かもしれん。
なにわバードマンに対する視聴者の未練を緩和してくれる週かな
直接航空学校に話が行ったら、未練は残っただろうから、それを緩和するために舞、貴司、久留美の3人が今の自分を見つめ直す集を入れたのではないかな。
母は強し…?
父親の影薄っという週だった…というか、幼馴染3人の子供関係において父親は叱咤激励するポジションにはいないように見える。