Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【舞いあがれ!】第10週 舞の成長の陰にいるサンダー大河内の大きさが描かれ始めた週


サンダー大河内は、学生に意見させ、それに対し自分の考えを言っている。押さえつけるイメージはあるものの、対話してくる者は拒まない。この点のやり取りの描き方が、ネガティブなものから段々と肯定的なものへと変わってきている印象。

【月曜日】中間審査直前に柏木は何しでかしてんだ!

46回

柏木は舞に告白途中でやめる。なんだこれ、全部告白しても舞を動揺させるだろうけれど、途中でやめるとか更に動揺するだろ。告白するなとは言わないが、やるなら、中間審査後にしろよ。全く自分の心の安定しか考えてないな。舞は「集中…集中。みんなで合格」と心の中で呟くことしかできない。結果は…着陸やり直しに、やり直し後もセンターラインを外してしまったと。審査結果は描かれず月曜日は終わり。

なお、中澤のところに届いた妻からの手紙の中身は、やはり離婚届だった。こちらも精神的ダメージのある嫌な予感となるやつ。

舞は恋の始まりなのか否かの動揺、中澤は夫婦が終わるか否かの動揺。こんな対比は観てて厳しい。

なお、水島は特に人生上の理由はないのに動揺して震えている。

【火曜日】余裕だっように見えた水島が不合格

47回

中間結果発表。前日に精神攻撃を受けた舞と中澤は合格、これまで余裕に見えたが、肝心の中間審査で飛ぶ前に震えていた水島は不合格。落ち込んだ姿を見せるのではなく、明るく振る舞う水島に柏木が「ふざけるな。今はふざけないでくれ」と言うのだが…これは水島には酷。水島はふざけないと自分が保てないのだよ。それを柏木は自分の水島への感情を整理するために「ふざけるな」と言っているように見える。柏木本人もそれを自覚しているのか「ふざけないでくれ」と水島にお願いしている。しかしやはりこれは言ってはダメだったな。

とはいえその後、柏木は水島の再審査に向けた練習に付き合う。柏木は根は悪くないのだが、やり方をまだ知らない感じ。

しかし精神的弱さを理由に再試験も不合格で、退学が決まる。

【水曜日】やっと柏木は舞に告白した

48回

水島は退寮し、吉田がもうフェイルを出したくないと言い、中間審査のインパクトが収まってきて、流れは再度日常に移ってきた感じ。だからか柏木が中途半端にやめた舞への告白を最後まで進め、好意を伝えてしまう。

【木曜日】大河内に負けないために大河内に特訓してもらう舞

49回

かなり屈折した考えの舞。柏木も似たような考えでいるというか、柏木に影響を受けたか。そんな中、一人で上手く着陸することに成功する。

悠人…実家の前で足を止めるが中に入らず、子供の頃に飽きたと言って嫌がった『うめづ』の暖簾をくぐる。悠人がこのタイミングで出てきたことに意味はあるのだろうな。リーマンショック近いからホント危うい。浩太の新工場のための借金も危ういけど。

舞は、何故か発熱で終わる。おいおい、こんなのラストに描くのかという感じ。

【金曜日】舞が大河内を肯定的に見始めた中、柏木が大河内切りを始めそうになって、また来週になった

50回

舞の発熱は、特訓疲れみたいな感じで、メンズ(柏木と大河内)のアイス差し入れのおかげか、後に響かないように解消しそう。

熱は良くなりそうだと舞は大河内に伝え、悩みも打ち明ける。大河内は「何故パイロットを目指したんだ。それを思い出せ」と舞に言う。今の舞は、大河内を見返すために訓練するとか言ってたのだから、それは自分を見失うよね。

一方、発熱までする舞を見て、柏木は、最初は舞に自分で教官は変えないと言っていたのに、舞のために教官を変えようと舞に言う。いやぁ、愛の力で自分の考えを変えるのか?それを聞いて舞が戸惑ってそうなところで今週は終わり。程よい感じで来週の期待をあおる。