Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

おカネの切れ目が恋のはじまり

【カネ恋】玲子と慶太の対比構造

第4話で、中学時代の玲子は、慶太のように金銭感覚がおかしかったことが明かされた。その意味では、玲子と慶太は似た者同士だったわけで、それが父親の逮捕をきっかけに、玲子は真逆の方向に向かったということ。これにより玲子と慶太に対比構造が生まれて…

【カネ恋】聖徳まりあという女

聖母マリアと聖徳太子と、2人の偉大な人物の名前を想像せざるを得ない名前を持つ女、聖徳まりあ。元カレが山鹿で、その前が慶太。今はフリーのはずが、慶太とヨリを戻そうと画策中。山鹿との結婚話が進んでいるときの慶太に対する態度や、山鹿と決別すると…

【カネ恋】最終話で慶太は亡くなっている?

『おカネの切れ目が恋のはじまり』が最終回を迎えたが、ひょっとして慶太は亡くなっているのではないだろうかという気がする。もちろん矛盾するシーンもあるが、登場人物の言動が、亡くなった人に対するようなものが散見されるのだ。 冒頭の布団のシーン以外…

【カネ恋】第4話にして最終話 慶太のいない夏の1日

三浦春馬さんの新しいシーンは最初の朝の布団のシーンのみ…予測できなくもなかったが、これはちょっと辛いな。 秘書を辞めない牛島さん この人、自分が原因で早乙女さんを破滅させたことを白状しているのに、秘書を辞めないとか言えてしまうのは、自分が怖い…

【カネ恋】両親の考え

「おカネの切れ目が恋のはじまり」は、コメディなのであまり深く考える意味はないのかもしれないが、慶太に対する両親の考えを見てみる。 父 猿渡富彦 入社はコネではないと慶太は言っている。実際は名前等から忖度されての入社であろうと同僚言っており、そ…

【カネ恋】慶太は愛に飢えている

慶太の行動を見ると、極度に人との間を近くしようとする傾向がある。とにかく笑顔でいて、相手との物理的接触にも抵抗が少ない。これ、極度の愛情不足からくるものではないだろうか。 まりあとの再会時のバー(第1話) これから別の人と結婚しようとしてい…

【カネ恋】早乙女さんは何が悪いのか

「おカネの切れ目が恋のはじまり」第3話で、まあ色々隠してきた「悪事」が出てきて、地に堕ちた感のある早乙女さんであるが、彼は何が悪かったのだろうか。 早乙女さんの犯した過ち 何かトンデモ人間のように描かれていた気もするが、早乙女さんが、良くな…

【カネ恋】第3話 兄妹の偽装:兄の偽装、妹の偽装

中間折り返しにして、最終話直前でもある第3話。 早乙女は結婚詐欺でさえない この人、結婚詐欺でさえないのかぁ。多くの人から、広く、かつ、ある程度厚く集めるタイプなんだね。法律上は結婚詐欺の方が悪いが、これも悪質だと思う。ただ、秘書牛島による…

【カネ恋】猿の小皿のお迎えと猿渡慶太のお迎え

‪玲子と慶太の猿の小皿に対するスタンス。玲子にとっては1年半越しで買う準備が整った唯一無二の品。慶太にとっては適当に入った雑貨屋で、適当に見繕った内の1枚にすぎない皿。このギャップは、2人のお金に対する考え方、生き方を象徴している。最初から…

【カネ恋】なぜかオリジナルと反対の猿の小皿

「おカネの切れ目が恋のはじまり」における、玲子が1年越しに買おうとしたら、まさにそのタイミングで慶太がキャンプで使うマヨネーズ皿として買い使用後捨ててしまった、あの小皿。慶太がそのレプリカを作っていると思ったら…酷いことになってた。 実際の…

【カネ恋】「ムダこそ宝」の意味

TBS「おカネの切れ目が恋のはじまり」の第2話に出てきた社長室の額。ここに「ムダこそ宝」とある。 【図1】「ムダこそ宝」の額装(シーンの該当部分拡大抜粋) これは、恐らく社是、もしくは社長の座右の銘であろう。少なくとも猿渡富彦社長はこれに従って…

【カネ恋】第2話 消費 浪費 投資の区別がつかない人達

全4話なので、これで折り返し。やはりどう見ても早い。この第2話では、経理と経営の視点の違いが浮き彫りになる(というほど大げさなものではないけれど)。 ムダこそ宝(矛盾した心) 社長室の額の文句「ムダこそ宝」は、少し理解が難しい。書かれている…

【カネ恋】第1話 貧すれば恋する

「おカネの切れ目が恋のはじまり」第1話。全4話。残念なことに三浦春馬さんの遺作。しかし、予定の半分も撮影できていないながらも、編集し、放映に踏み切ってもらえたのは感謝しかない。 想像できないキャラクター 猿渡慶太…こんな人間流石にいないだろと…