Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

2022年夏ドラマ

【ちむどんどん 】第85話 秒で解決の決戦は金曜日

何で解決が秒のレベルなのか!…と言ったところで、それが繰り返される『ちむどんどん』。そう言う芸風。それでも良いけど、ならもっと劇的にしてくれないと。 脅した相手の関係者は、昔恩があった人でしたので手を引きます…を、そのままストレートに映像化さ…

【ちむどんどん 】第84話 『フォンターナ』の騒動に絡めた大城・三郎の昔の恋話

暢子・大城、和彦・三郎の2組に分かれ、なぜか大城オーナーと三郎の昔の恋の話を聞く回になった。それは想像の範囲だが、和彦が、走って『あまゆ』に帰りながら、三郎に『フォンターナ』の危機について話さずに恋バナ始めるのは、さすが和彦という感じ。突…

【ちむどんどん 】第83話 万能感無くなった大城オーナー

何もないところから銀座の名店のオーナーにまで成り上がった大城オーナー。東洋新聞社にも顔がきく。しかし自分の店のイザコザは強がってはいるがどうにもできない。これちょっとおかしい気がしなくもない。対応が正攻法すぎるから。 みかじめ料の話も嫌がら…

【ちむどんどん 】第82話 どうでも良い『フォンターナ』存亡の危機

地上げでもなく乗っ取りでもない。買取の要求からの…みかじめ料。重子の話と権田の話。どっちがメインなのか?それともダブルメインなのか?重子の調査力と大城の権田対応が、大城のみならず三郎の闇をさらすことになるのかな。今週は、実質三郎の週かな。ダ…

【ちむどんどん 】第81話 やっぱり矢作か…って酷い扱いを受ける矢作さん

矢作は良いとこなしじゃん。というか影が薄かったという意味では『フォンターナ』の従業員として温厚だった江川まで暴力を振るうキャラになっているし、ホント人間は誰でもクズであるということを徹底して描いている。これはブレない。 暴力的な格好の矢作と…

【鎌倉殿の13人】(29)鎌倉幕府の内部はカオス

運命の歯車が勢いよく回り始めているし、その影響があちこちに出ている。地味?ではあるが、善児が義時経由で梶原景時から渡されたものが一番運命を左右している感じ。さすが善児だけあり運が強い。本人は天運と言うが、悪運だよなぁ。悪運が強い。 梶原景時…

【ちむどんどん 】賢秀は誰にも笑われない

寅さんと賢秀が似ている、オマージュか?と思ったりもするのだが、外形的というか行動の上っ面や外見は確かに似ているかなとは思う。妹に迷惑をかけるとか、啖呵切って出て行ってもまた戻ってくるとか…ただ、本質的なところで寅さんと違うので、厳しい。 賢…

【ちむどんどん 】暢子と重子

一見、古い家にとらわれる考えの重子と、旧弊にとらわれない暢子との対立に見える。しかし、旧弊にとらわれないということは、他者を顧みないと言うことではない。暢子は他者の権利を尊重しながら自分の権利を尊重する考えではなく、暢子か暢子以外か的な思…

【ちむどんどん 】第80話 世の中、何もかもチョロすぎる

暢子のことを拒絶していた重子も、良子を嫁と認めてこなかった石川本家も、一瞬で方向転換して来た感じ。いや、ありえん。『ちむどんどん 』の世界はチョロいな。 良子、石川家との戦いに臨み準備する(予習なし、ぶっつけ本番) 暢子のアドバイス 天の声、…

【ちむどんどん 】第79話 直接対決だが重子はアウェイ

さあ、木曜日。対決のピークが微妙に過ぎ、解決のいとぐちがつかめそうなところに来ているのか…と思いきや、いきなりの茶番。長引かせずさっさと済ませた演出はオッと思うのだが…破茶滅茶すぎるだろ。 なんで勝手に食べちゃうかな 不幸中の幸いと言えない賢…

【ちむどんどん 】第78話 押売り作戦に疑問を持たない暢子

重子は旧来の価値観を押し付け、暢子は自分の価値観を押し付ける。これは新旧価値観の対立とは言えないので、観ていて違和感があるようになっている。単に、互いに歩み寄ろうとしない2人のチキンゲームになっているのだから。これが制作の意図であるとするな…

【ちむどんどん 】第77話 現実に会話が成り立たない

敵の敵は味方みたいな感覚で、和彦の母に声援を送る視聴者がいそうなところがこのドラマの新しさなのかもしれない。それにしても、これまでと全く趣が変わっていて、ストーブ前がどうのと言っていたドラマと同じドラマとは思えない。 重子「許しません。結婚…

【鎌倉殿の13人】(28)13人と頼家の不協和

早くも鎌倉殿の13人と頼朝との関係がズレてきた。あちこちで揉め事が起こり、あちこちで陰謀が進み、そして一人退場。そこから退場するのかという、これからを暗示するような追放劇…しかしこの退場自体は史実。なんともドラマ的だが、フィクションなら手が…

【ちむどんどん 】第76話 全て薙ぎ払って、ドタバタ結婚コメディになった

予想通りと言うか、これまでの和彦と暢子の周りの恋愛絡みのあれこれは無かったことにしてきた。本当にミッションクリアしたら、前しか見ないドラマだ。ロールプレーイングゲームだね。 早速、親の許可を得ようとする暢子と和彦 特に暢子のスピード感怖い。…

【初恋の悪魔】第2話 チグハグながら進む4人の関係

主要登場人物4人は、価値観も行動もバラバラで、それぞれが誇張されたキャラとして描かれている。しかし議論はチグハグなようで、ちゃんと成り立っていて、結論を導き出すまでに至るのは観ていてストレスがない。今回は馬淵回だからか、鹿浜の出番はあまりな…

【ちむどんどん 】第75回 後味の悪い沖縄週の結末

金曜日。今週は感動の沖縄週。しかし、『ちむどんどん 』は『ちむどんどん 』 だった。戦争中、逃げ惑う中、見知らぬ少女の手を離してしまった男の後悔の話と、暢子の手を握って離したくないと言う和彦のふざけた話を並べて描く感覚。もうわざとやってること…

【ちむどんどん 】第74回 優子の側の戦後の話

善三と優子の昔話は続くが、前回は賢三メイン、今回は優子メインの話だった。次回は金曜日、沖縄戦に絡む賢三と優子のエピソードは、明日、まとめになるのかな。これまでの週一ミッションと流れが異なる。 コーンビーフ1人1缶 家族の分まで幸せになってく…

【ちむどんどん 】第73回 本気出してきた

比嘉賢三と優子と、そして大城オーナーの戦争にまつわるエピソードが始まる。ちゃんとしたと言うとかなり失礼になる、どっしりとした構成。こういうのを待っていた。 真面目なテーマだから、これまでのような隙だらけ風の脚本、演出では済まされないのでガチ…

【ちむどんどん 】第72回 強引にシリアスモードへ

先週のことは全て忘れて、沖縄テーマのシリアス編開始。ゲーム攻略のように過去に全くとらわれないタイプの連続テレビ小説。角力大会とは何だったのか? 和彦に至っては、「いい目をしている」と言われるが、前日職場のデスクで死んだ目をしてたぞ。もう無茶…

【オールドルーキー】第3話 1話の中で二転三転する

ご都合主義的な事故が起きることもなくストーリーは流れていくが、良い感じで二転三転し、ちゃんと物語は終わる。1時間の1話完結としてこれ以上望んではいけないレベルの満足感が得られた。 秀島選手 清々しいビッグマウスっぷりは、ドラマではフラグ。そ…

【ちむどんどん 】第71回 居心地の悪いお膳立てで進む和彦の沖縄取材

暢子は、和彦が話しているにも関わらずタイムまでかけて、深夜に取るものもとりあえず慌ててやんばるに帰ったはずが、オープニングのナレーションで、賢秀と一緒に帰るまったりとしたお盆の帰省扱いにされてて、もう本当にぶっ飛んだ進行にするのかと清々し…

【鎌倉殿の13人】(27)ここからが本編

後鳥羽上皇登場と頼家の政治の開始。これが今回のメイン。後鳥羽上皇のシーンはほんの少しだが、存在感十分。頼家の方も、父超えを宣言したその場で比企と北条の争いが始まった。しかし頼家がそれを制し、強い自己主張を見せる。比企と北条の争いをけしかけ…

【初恋の悪魔】#1 非常識な人たちの中心に"常識すぎる"非常識人が配置されたドラマ

何か既視感があると思ったら、『名探偵コナン』を大人が実写でやってるんだな、これ。コメディらしく所々に仕込みがあるのだけれど、何か洗練されていなかったりタイミングが悪かったり、現時点ではどう観れば良いか分からない。細かいところ全部覚えとかな…

【ちむどんどん 】第70回 何もかも無茶苦茶な回

さすが『ちむどんどん 』の金曜日だけあるなという回。15分の間に起きた何もかもがおかしい。田良島さんのシーンだけがまともっぽくて、後は全て、言ってることもやってることもドラマとしての許容範囲を超えて意味がわからない状態。 前回から徹底して愚鈍…

【ちむどんどん 】第69回 物語は先には進んだ。しかし木曜なんだよな

過去2回優勝した智に対し互角に見えるような戦いを見せた和彦…からの、賢秀失恋。智も失恋とほぼ同じ感じ。走り去った智はどこへ行ったのだろう。『あまゆ』主人が話しまくったことにより、智のプロポーズが県人会の周知の事実になってしまっており、県人会…

【ちむどんどん 】第68回 愚者としての『あまゆ』店主順次

色々な話を、突然出してきてつまみ食いしては放り投げる芸風の『ちむどんどん 』。前回は再婚話デーのようで、まとめて放出、その間、『フォンターナ』と愛と和彦のいつ結婚するか問題は棚上げ。そして今回また、暢子、智を加えた四角関係が再開。何故この順…

【ちむどんどん】第67回 何もかも唐突すぎて…

今回はもう、何もかも唐突すぎて、訳がわからない。カエサルの「来た、見た、勝った」みたいなのだけを映像にしても、ドラマにはならないよぉ。このドラマでは、出来事をじっくり描かないのは意図的なようだが、何を狙っているのだろう。 唐突に出てきた青森…

【ちむどんどん 】第64回 七夕の放送回に夢を追いかけたいと主張する歌子

和彦と暢子が物理的に大接近したところで前回は終わったのだが、今回からシチュエーションをそのまま引き継ぎながら、全く別の物語が始まった予感。ここから急上昇の予感がする。 何か、これまでと全然違う。 片岡鶴太郎氏の面目躍如 最初に『あまゆ』の店内…

【ちむどんどん】第63回 生理的に受け付けない気持ち悪い展開

良子の誠くん及び博夫との問題も、暢子の和彦との怪しい関係も、生理的に受け付けない気持ち悪い展開になってきた。これまでにない気持ち悪さを感じる。 良子が博夫の所へ行くが…博夫に謝ることはしない キャラの行動の意外性という意味で驚きの展開。良子は…

【オールドルーキー】第2話 対比の巧さに丁寧さを感じる

第1話でプロサッカー選手をやめようとする主人公の話を描き、第2話では一転、これからプロ契約を始めようとするまだ義務教育期間中の少女の話を描く。小さなギャップの驚きと、物語のメリハリのついた押し引きの仕掛けが効いている。 第1話と2話を観た限…